“遅れて届く感動”を刻む

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​見えないところに宿る安らぎ、信頼、あたたかさ。誰かの一日がうまくまわるように。誰かが気持ちよく眠れるように。気づかれない場所から、暮らしという舞台を支える。目立たなくてもいいし、その場の拍手を待つこともない。

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私たちが去ったあと、思わず深呼吸してしまうような–−  そんな“静かな余韻”を残すことができたならば、これ以上の喜びはありません。

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​評論家ではなく、実践家であれ。

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「あれが悪い」「自分ならもっとこうする」−−

世の中には理屈や批判、アドバイスが溢れています。知識や意見を語ることに長けた人間なら、たくさんいます。

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しかし、実際にその場所に立ち、責任を引き受け、実行することはやはり簡単なことではありません。

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私自身もつい「わかったつもり」に陥ることがあります。だからこそ「評論家」ではなく、常日頃から「実践家」であり続けたいと思っています。

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お客様のために。会社の持続的な成長のために。まずは一歩を踏み出し、試行錯誤を重ねていくこと。課題が見つかれば、口先だけではなく改善に向けて行動すること。

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実践には痛みが伴います。すぐに成果が出ないこともあります。時に非効率にみえることや、遠回りに感じることもあるでしょう。けれど人はその過程でしか、本当の意味で学べないし、自分の言葉に責任を持てるようにはならないのだと思います。​

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まだまだ道半ばではありますが、今後とも皆さまの変わらぬご指導とご支援を、心よりお願い申し上げます。

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